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宅地なのに家が建てられない土地

今日、ネットで土地を探していると、とんでもない物件を見つけました。
博多駅まで1駅の吉塚駅まで徒歩5分、広さは60坪、地目は宅地。この条件で、なんと450万円。
この頃、私は土地の坪単価を見るようになっていました。
450万円で60坪という事は、坪単価7.5万円。
この地域の平均坪単価は50万円です。50万円です。
つまり、60坪だったら3000万円。1/6以下です。
が、よく見ると「原則建築不可」となっています。原則、原則、、、、うーん?聞いてみよう。

「あ、もしもし?この土地なんでこんなに安いんですか?あと、原則建築不可ってなんですか?」
「ああ、えーっとですね、道が無いんです。」
「え?でも、家の前に道があるじゃないですか」
「えーと、私が言っている道というのが、法律上の道という意味で、幅が2m以上無いと道と認められないんです。」
「え?だけど、この土地の両脇に家建ってますよね?」
「ですね、これは、都市計画法という法律で決まった事なので、その法律が適用される前からある家は対象外なんです。」
「な、、、なるほど。えーっと、じゃあ、この土地には建物が建てられない?」
「ですね。」
「でも、原則って、例外は何ですか?」
「まーー、ほんとに例外なんですけど、宗教施設とかなら建築許可が出る事もありますよという。。。」
「。。。。なるほど。どうやってもダメなんですよね?」
「はい。どうやってもダメですね。というか、どうにか出来てるなら、ウチがどうにかして高く売ってますね。あはは。」
「あはは。そりゃそうだ。」

というわけらしいです。
最後に言われました「値段的な意味での掘り出し物の土地なんかありませんよ。」

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