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贈与税の特例。1000万円までは非課税に出来る。

家を買うときに、親から資金援助を受ける場合は、1000万円までは、特例で贈与税が非課税になるそうです。

私も、親から資金援助をしてもらって、その分の贈与税がどうなるのかが不安だったんですが、そこまで多くない為、全くの非課税らしいです。

この特例は2014年の12月31日までとなっていて、実質あと2年半くらいになります。(伸ばされたら良いんですけどね。)

ただし、いくつか条件があります。が、実質全部当てはまるんじゃないでしょうか。

■受ける人の条件
1)贈与を受ける子(孫)の年収が2000万円以下である事

2)贈与をうけた年の次の年の3/15までに住宅を取得し、入居すること(速やかな入居が確定している事)
※分かりにくいですね。つまり、、、2012年の7月に親から資金援助を受けた場合は、建築に半年かかって、
2013年の1月完成したとして、2013年の3月15日までに入居しなければいけないという意味であっていると思います。
でも、2012年の12月末とかに贈与確定となったら、3ヶ月くらいじゃ家は建たないですよね・・・どうするんだろう。

■建物の条件
1)登記簿上の床面積が50平米以上、240平米以下であること

2)中古住宅を買うときには、下記のどちらか。
a:耐火建築物は築25年以内、もしくは木造築20年以内
b:一定の耐震基準を満たすことが建築士等より照明されたもの

この条件、省エネ・耐震住宅なら更に1500万円まで非課税になるらしいのですが、私には関係ありませんね・・・

 

実際どのくらい安くなるのか計算してみます(素人なので、計算間違えてたら教えてください。)
ちなみに、贈与税は毎年110万円までは非課税なので、その分を最初に引きます。
そしてそこに税率を掛けて、最後に控除額を引きます。(下記の表を参照)

基礎控除後の課税価格 税率 控除額
200万円以下 10%
300万円以下 15% 10万円
400万円以下 20% 25万円
600万円以下 30% 65万円
1,000万円以下 40% 125万円
1,000万円超 50% 225万円

■300万円の資金援助を受ける場合
特例無し:(300万円-110万円)×10%=19万円(控除額無し)
特例有り :1000万円以内なのでゼロ(本来の課税対象は190万円)
差額:19万円

■500万円の資金援助を受ける場合
特例無し:(500万円-110万円)×20%=78万円-25万円=53万円
特例有り : 1000万円以内なのでゼロ(本来の課税対象は390万円)
差額: 53万円

■1000万円の資金援助を受ける場合
特例無し:(1000万円-110万円)×40%=356万円-125万円=211万円
特例有り : 1000万円以内なのでゼロ(本来の課税対象は890万円)
差額:211万円

■1500万円の資金援助を受ける場合
特例無し:(1500万円-110万円)×50%=695万円-225万円=470万円
特例有り : (1500万円-110万円-1000万円)×20%=78万円-25万円=53万円
差額 :417万円お得

 

計算してみて改めて思ったのですが、「ぞ、、、贈与税恐ろしい。」
もし、家を建てる(または買う)予定がある方で、親に資金援助をして貰えそうな人は、この特例が有効な内じゃないととんでもないことになりそうですね。
特に、1000万円レベルの資金援助はの場合、 数百万円変わります。

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