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安い土地の選び方

希望していた土地ですが、不動産ポータルサイトに掲載されていた価格が約60坪で、520万円でした。坪単価8.8万円。

福岡市内の土地としては、そもそも激安価格なのですが、価格面で見たこの土地の良いところは、他にもありました。

”元々家があった土地で、更地にしてある土地”という点です。
なんで家があって更地だったら良いのか?理由は3つ。

1)上下水の引き込み費用が掛からない

2)地盤強化費用が掛からないかも?

3)更地なら解体費用が掛からない

の3つです。
ちょっと長くなりますが、それぞれもう少し説明します。

1)上下水の引き込み費用が掛からない
これも、家の見積もりを取り始めてから初めて知ったことなんですが、家を建てるためには、上下水が必要です。
道路の下に上下水の配管が通っているのですが、そこから家にその配管を引き込むのに、結構なお金が掛かります。

見積りでは、どの業者さんも80万円ほど記載されていました。
元々、その土地に上下水の引き込みがある場合は、備考欄や設備の欄に『上下水』と書いてある事が多いです。

2)地盤強化費用が掛からないかも?
現在、建築法で地盤調査が義務づけられています。
もし、地盤調査の結果、「軟弱な地盤だ」と診断されてしまうと、約100万円程の費用が掛かります。
なおかつ、一般的には土地を買った後じゃないとさせて貰えません。

「買う前に地盤調査させてくれ」と言っても、もし軟弱地盤である事が判明した場合、
売り主には不利な結果となるため、させて貰えないことが多いそうです。
まあ、意味が分からなくはないですね。

しかし、”元々家が建っていた”という事になると、この地盤強化費用が掛からないかもしれません。
コレばっかりは、やってみないと分からないとどのハウスメーカーでも言われましたが、お金が掛かる可能性は低くなります。

3)更地なら解体費用が掛からない
売り土地のポータルサイトを見ていると、「現況:古家有り」「現状渡し」という記述を見かけます。
もし、古家が建っている場合、新築で家を建てるためには解体工事が必要になります。
この解体費用、もちろん大きさ次第ですが、100万円ほどは見ておく必要があるそうです。

以上の三点で全部クリアすると、約280万円程は”買った後”に費用がかかります。
そう考えると、この520万円の土地は実際には800万円程の土地と同等の価格であるという事になります。

ただ、土地の形を考えると、60坪でも有効に使える場所は40~50坪になるのかもしれません。

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